
令和8年7月23日(木)19:00~20:30
心不全とは、心臓が悪いために息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気と定義されています。症状がなくても高血圧や糖尿病といった生活習慣病に加えて肥満やメタボリックシンドロームなどはリスク因子であり、非常に多くの方が該当します。生活を整えて心不全を予防することが重要です。再発を繰り返す状況になると全身状態が増悪前の状態に戻らなくなるため、安定した状態をいかに長く保つかがポイントになります。
今回の多職種研修会は、心不全についての基礎的な知識を得ること、入退院支援における医療・介護連携の重要性について理解を深めること、心不全による再入院を防ぐために病院で行われている心不全チームの取り組みから病院と在宅チームの連携の具体像を共有することを目的に開催しました。講演とディスカッションにて、心不全を予防するうえでのポイントや病院での取り組み内容、在宅チームとの連携等ついて大変分かりやすく説明していただきました。心不全の問題点は十人十色であり個別対応が必要であること、退院直後の脆弱期は再入院リスクが高いこと、病院で活用されているピクトグラムが印象に残りました。入院中の取り組みの在宅への引き継ぎを確実に行うこと、退院後どのような生活をされているかの専門職によるモニタリング、早期発見・早期対応のために多職種間の情報共有について考えさせられました。
研修アンケートでは「治療は薬だけでなく塩分、フレイル、服薬忘れなどの生活の見直しが大事であり、利用者に適したサポートをしていきたい」「心不全は再入院が多いため、複数の目で確認し、早期発見することが大切であると改めて学ぶことができた」「ピクトグラムの活用について印象深かった」等のご感想をいただきました。





